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ダイビングの恐怖

前回の続きです。今日は、あんなに怖がっていた海に、潜らなくてはいけない事になった私の、かなりマヌケで情けないお話。ダイビングは未遂に終わりましたけど。

数年前の7月。私達は新婚旅行でバリに行きました。相方は初めてで、私は2回目。団体行動が苦手な相方さんの事を考えて、個人で行動できる、遊ぶところ見るところが沢山あり食事もまぁいけるだろうという、バリを選びました。それに滞在するホテルが豪華だというところ。かなりゆっくりできました。
そんな旅行の3日目。朝からマリンスポーツをしに船で島へ向かいました。そこでの約束が一つ。現地で選ぶオプションにダイビングはつけない事。旅行前に話していましたが、さすが南国。脳みそも緩みっぱなしでそんな約束はサッパリ忘れていました、相方が。(怒)

バナナボート、パラセイリング、シュノーケルにダイビングを付けるとこ~んなにお得!みたいなプランがあって、現地のおっちゃんがやたらと勧めてくる。しかもペア料金で。相方は二つ返事でO.Kしてしまったのです。。。私は潜ることになってしまいました・・・。

日本語ペラペラの現地のお兄さんに説明を受け、ドキドキしながらも「ま、大丈夫かな・・・」と引き返せない自分を勇気づけると、非常事態を示す「苦しい!」のポーズと「上がる!」のポーズだけを頭に入れました。後はど~でもいいんです、ホントに。(ダメですけど)

いざ!海へ!!(この時、私は正直砂浜から入ると思っていました)
船で沖まで連れて行かれ、一体水深がどのくらいなのか、どれくらいの深さまで潜るのか、全く知らず。いきなり兄ちゃんが私の腰につけた重り(何キロかわからんけど凄い重量)にビックリし、「海に沈められる・・・!」と思ったわけです。自ら希望したのに、「殺される!」とまで。
そこで私の不安は絶頂。でも言えないままボンベを背負い、不安一杯で入水。

そして海に浮かびながらにいちゃんが、
「このベストは空気が入ってマス。これで抜きマス。(ボタンを指差して)でも、これは私がします。アナタ、さわらないで」
・・・終わった・・・自力で上がられへんのか!
もう死をも覚悟です。大げさではなく。心臓はバクバク。そうして躊躇している時に、
「じゃ、アナタからネ。3.2.1!」プシュ~・・・    相方は海に消えていきました。何のお別れの言葉も交わさず。。。しかもこちらの了解も得ずに勝手に空気を抜いてしまう始末。

しばらくして彼が上がってきました。逃げ出したい気持ちを抑え、「イイデスカ?3.2.1・・・」
ごぼごぼごぼ・・・
コワイコワイパニックパニック!!吸って吸って吸って吸いすぎてパニック!!
息でけへ~ん!!!
すぐさまアイ~ンのポーズで「苦しい」連呼!!まだ潜って1mかそこらくらいなのに。

お兄さんが水面に上がって「ダイジョウブ?こわくないよ。ボクがいるから。ダイジョウブ」
と優しい言葉をかけてくれるが、アナタに命は預けられん!
でも何回も潜らせようと、2~3回も同じ事をやらされ、私は全く恐怖から克服できず、最後には「もういい!やめる~!!」お兄さんは明らかにキレていた。・・・「オカネかえさないよ」と言い捨てられ、私は船に上がりました。

解放!

こうして私のダイビング恐怖体験は幕を閉じたのでありました。
アタシがもがいていた間、海中でず~っと岩にしがみ付いて待っていた相方。下から様子を見つつ、軽くキレていたそうです(笑)そりゃそうだ、初めてなのに、しばらく放置されていたのだから。
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by suginamimerody | 2007-04-02 20:15 | ハプニング
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